みちのくの原風景を訪ねる -奥入瀬渓流-

水門の間 青森県

「緑に囲まれて、ゆったりと深呼吸してみたい」
「自然豊かな場所でハイキングを楽しみたい」
「長時間歩くのは辛いから、サイクリングで自然を感じながら、時々立ち止まって自然観察もしてみたい」
「自然の中でドライブを楽しみたい」
「ジ●リ大好き!もの●け姫大好き!!世界観に浸りたーい!!」

そんなことを考えているそこのあなた!
1つでも当てはまったら、青森県の奥入瀬渓流なんていかがでしょう?

奥入瀬渓流とは?

青森県と秋田県にまたがる十和田湖の子ノ口から、焼山までの南北約14kmの渓流が流れるエリアのことを指します。
十和田湖と奥入瀬渓流は、十和田八幡平国立公園に含まれており、園内を代表する景勝地の一つです。

◆みどころは?
なんといっても日本の原風景そのものの景観です。木々が重なり合って覆い茂り、木漏れ日が射し込む自然林。川のせせらぎ、滝のどうどうと流れ落ちる音。剥き出しの岩壁に、苔むした岩。そんな大自然の中の遊歩道は渓流に沿うように、ほぼ同じ高さで設置されてします。自然を観察しながら、ゆったりとウォーキングを楽しみつつ、時折深呼吸をすれば、たちまち暗い気分なんて吹き飛んでしまうでしょう。
また、14kmと聞くと「そんなに歩けない…」と感じてしまうかもしれませんが、ご心配なく。遊歩道に沿うように国道107号が伸びており、木々のトンネルの中をドライブやサイクリングで楽しむことができます。国道は路線バスも走っているので、公共交通機関でアクセスされる方にも優しい観光地となっています。渓流沿いに「阿修羅の流れ」や「銚子大滝」、「石ヶ戸」といった有名観光スポットが点在しており、近くには道の脇に駐車・駐輪可能な土地やバス停があるので、足を止めて観光出来るようになっています。

※ちなみに筆者は昨年(2018年)の9月に訪れ、焼山の奥入瀬渓流館で電動自転車(4時間1500円)を借りて焼山~十和田湖間を往復しました。焼山から十和田湖方向は下り道が多いですが、反対方向は上り坂が多くなります。普通の自転車(4時間1000円)もありますが、体力に自信のない方は断然電動自転車がオススメです。
全国的には残暑の残る折でしたが、木々の葉が程よく日除けになり、少し汗ばむくらいで心地よいサイクリングを楽しめました。

みどころスポット ベスト3

筆者が実際に訪れ、独断と偏見で選んだベストスポットを簡単に紹介します。

ベスト3:石ヶ戸
写真の1枚目が、ここを撮影したものです。「ケ戸」とは、この地方の方言で「小屋」を意味しています。つまりは「岩屋」ですね。小さな岩の間を渡すように、大きな板状の岩が上にあり、その一方がカツラの巨木によって支えられて空間を作っています。この自然の岩屋は、むかしむかし「鬼神のお松」という美しい女盗賊がアジトとしており、旅人から金品を奪っていたという伝説が語り継がれています。

奥入瀬渓流

ベスト2:阿修羅の流れ
「奥入瀬渓流といえばここ!」とも言える有名な場所です。メディアで使用される写真は、必ずと言っていいほどここの写真は使われています。
自然林の深く、苔むした岩石を阿修羅の名の如く激しく打ち付けて流れる水の景観は、とにかく野趣に富んでいます。
筆者が訪れたのは平日の午前中でしたが、写真を撮る人や恐らく団体ツアーでやって来たハイカーで賑わっていました。

ベスト1:万両の流れ?水門の間
写真の2枚目が、ここを撮影したものです。渓流の流れが少しずつ穏やかになり、「あぁ、もう少しで十和田湖だ」と自転車を漕ぎながらふと川を覗いた時の高揚感!一瞬「あれ、岐阜のモネの池に来たんだっけ?」と錯覚するような、絵画のような美しさでした。

水門の間

アクセス

こちらの「十和田湖国立公園協会」の公式HPに、各方面、アクセス方法ごとの情報が掲載されているので、参照ください。

一般社団法人 十和田湖国立公園協会
http://towadako.or.jp/access/

場所によっては直行のバスが出ているところもあるようです。まずは北側の玄関口である焼山を目指し、そこを拠点に観光するのがよろしいでしょう。

深々とした自然に触れたいどんな方にでも自信を持ってすすめたいスポット、それが奥入瀬渓流です。
興味を持たれた方は、是非いつか訪れてみてくださいね。

 

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